看護師の子育て | 小学生の子供を持つ看護師の働き方
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護師で小学生の子供がいる時の理想の働き方は?

子どもが小学生になったときに、働き方をどうするか悩ましいですよね。

「小1の壁」なんて言われることもありますが、小学生になったら、逆に早く帰ってくるし、夏休みなど長期休みはあるしと、保育園のように預けられなくなってしまいます。

これまで常勤で働いていたママも悩みますし、反対に、小学生になったら働きはじめようとしているママナースにとっても、どのような働き方をすればいいか考えてしまいますよね。

今回は、それぞれのママナースにとって理想の働き方を一緒に考えていきましょう。

1.「小1の壁」を乗り越えよう

小学校にあがることで、子どもにとっても新しい環境となり、不安も大きいでしょう。

そんなときにそばにいて支えてあげたいものですよね。ただ、最初は昼過ぎには学校は終わりです。

常勤のママナースはどのようにすればよいでしょう。

ひとつは学童保育の利用です。

学校内で開かれることもありますし、近所にある場合もありますが、放課後に子どもたちが集まって、勉強したり遊んだりして過ごせますし、常に大人がみてくれています。

概ね17時~19時くらいまで見てくれます。

ただ、延長はないので、終わったら家に帰されます。

もうひとつは、祖父母や夫の協力です。

ただ、最近は祖父母も働いている人が多いですし、かならずしも孫の面倒を率先してみてくれるわけではありません。

それに近くに住んでいることが前提ですので、遠方だと頼みにくいですよね。

夫も働き盛りですから、仕事も多忙を極めている人も少なくありません。

ただ、こうした大人の事情で子どもの環境が放置されるのはよくないですし、ママナースが一人できりきりまいする状況も好ましくありません。

子どもというかけがえなの存在が安全に、元気に過ごせるように、関係する人が少しずつ協力して支えるようにする必要があるでしょう。

小学校に入る前に、家族でよく話し合っていきましょう。

学童保育を基本に据えつつ、すき間時間をいかに埋めていくか、具体的に決めていくことが大切です。

2.常勤か非常勤か

常勤か非常勤かどちらで働くのがよいかも悩ましいものですよね。

常勤であれば、金銭面では安定しますし、看護師としてのキャリアも継続しやすいのはたしかです。

とはいえ、職場によっては、残業が多かったり、委員会などルーチン以外の業務も任されたりするので負担も大きくなります。

子どもの行事や病気などで勤務を調整する必要もあるので、肩身が狭い思いをするのが嫌な人もいるかもしれません。

非常勤であれば、午前中のみの勤務など、学校の時間に合わせて働けるのはメリットですよね。

給与面では常勤と比べると心もとないものがありますが、もし非常勤でも家計がやりくりできるならば、子どもが低学年のうちは、非常勤で働き、一人で過ごせる時期になったら常勤になるなどのように、途中で働き方をシフトするのもありでしょう。

また、常勤であっても、時短勤務が可能な職場もありますので、子育てに協力的な病院であれば、常勤でも働きやすくなりますので、職場選びも大切になってきます。

3.PTA

いろいろと話題にのぼるPTA活動ですが、たしかに大変な場合もあります。

ベルマーク集めや広報物作成、運動会など、準備や作業に集まらなければならず、登下校を見守る当番などもありますね。

忙しいママナースだけでなく、はたらくママにとって大きな負担になる場合もあります。

とはいえ、いまは多くのママは働いていますし、その中で時間を割いてPTA活動もしていますので、ひとりだけ参加しないというのも現実的には難しかったりします。

思い切って参加しないという選択もできますが、私としては参加をお勧めします。

ママナースにとっても、職場以外でのネットワークはいざというとき大切になるからです。

最近では大きな災害も増えてきていますし、もしかしたら、避難しなければならない場面も出てくるかもしれません。

保護者や学校、地域の人と顔見知りになっておくことで、いざというとき互いに協力できることもあるでしょう。

また、こういうときにパパも前に出てもらうというのもよいでしょう。

パパ同士のつながりもできますし、行事などでパパがいてくれると何かと助かります。

パパ自身も子育てに参加できていると実感できる機会になると思います。

さいごに

ひと昔前の世代であれば、働くママナースは、子育てなんてほとんど考えていなかったという人が結構います。

学校から勝手に帰って、勝手に遊んで、勝手に大きくなってたと、看護部長クラスの上司はよく笑いながら話していました。

その過程で大きなケガをしたり、学校で荒れたりといったこともあったそうですが、なんとか乗り越えたそうです。

このように、たしかに子どもは勝手に育ちます。親として過干渉になりすぎるのもよくないかもしれません。

とはいえ、安全面だったり、将来のための教育だったり、いろいろなことを考えなければならない時代になりましたし、たしかに、子育て環境は以前より整ってきています。

大切なことは、ママナース自身の選択になります。

子育てと仕事の両立について、優先すべきことをまわりと話し合って、納得する形を選びましょう。

色々と悩んで揺れ動くこともあるかもしれませんが、それも含めて子育ての醍醐味と楽しめたらしめたものです。

私自身も子育て世代ですから、これからどうなるやらわかりませんが、一緒に楽しみましょうね!

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