看護師のパートを辞めたい | 看護師転職で次の職場のスムーズな見つけ方
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看護師のパートを辞めたい!次の職場のスムーズな見つけ方とは?

看護師は求人も多く、仕事を見つけやすい仕事です。

家庭の事情やライフスタイルからパートを選んで働いている人も多いことでしょう。

しかし、パートとはいえ、常勤並みの働きを求められたり、人間関係に悩むことも多いようです。

今回は、看護師のパートとして働いている現在の職場を辞め、次の職場を見つける方法を紹介していきたいと思います。

看護師がパートの職場を辞めたくなる理由

看護師のパートの仕事を辞めたくなる理由は、いろいろとありますね。

仕事はハードだし、人間関係もキツいなど我慢できないものもありますね。

もし、辞めたくなる理由があれば、他の職場を探してみるのも手です。

看護師のパートといえども割に合わない仕事

慢性的な人材不足が続いている看護師の職場では、パートとはいえ、貴重な人材です。

パートだからといって、仕事内容が大きく変わるわけではありません

年収ベースでいえば、ボーナスもなく、常勤より低い待遇で働いているにもかかわらず、職務内容は、常勤と同じという場合は少なくありません。

あなたに常勤として働いていた経験があるなら、次々と仕事を振られることでしょう。

余裕のある働き方を求めてパートを選んでいるにもかかわらず、仕事の負荷やストレスが常勤なみでは、割に合わないですよね。

看護師同士の人間関係がよくない

看護師の職場ではよくあることですが、職場の雰囲気がギスギスしているのは、辛いことです。

ネガティブな発言をする人が多く、トゲのある言い方をする人がいると、職場の雰囲気は、かう大変悪くなります。

中には、パート勤務を下にみるような言動をする人もおり、そういう人と長く働くのは難しいでしょう。

せっかく働くのですから、気持ちの良い人たちと一緒に働きたいものです

看護師のパートにしては、給料が少ない

様々な事情でパート勤務を選んでいるとは思いますが、やはり、パートですと、働く時間も短くなり、ボーナス支給もない場合が多いので、給与は低くなります。

ライフステージ的に、パート労働の方が、都合がよい時もあるかもしれませんが、時期が変われば、当然求める働き方も変わってくるでしょう

しっかり給与を求めるのであれば、常勤の仕事を探したり、より給与条件のよいパートの仕事に移動することは、当然の流れです。

看護師がいまの職場を辞める方法とは

長い期間、その職場で働いた場合、職場の事情もよく分かりますし、人間関係もできていると思いますので、感情的に辞めることを躊躇してしまうことがあるでしょう。

あるいは、入職してあまり期間が経ってないのに辞めるのも、なんとなく悪い気がしてしまうものです。

あなたに職場の人を思う心があり、責任感もある人であるなら当然の感情でしょう

とはいえ、まず優先しなければならないのは、あなた自身の人生の豊かさです

あなたが我慢を重ねれば、あなた自身が苦しくなり、結局それは職場のためにもなりません。

辞めることについて、何かそれらしい大義名分がいるわけではありません。

よく言われるのは、妊娠したとか、家族の介護とか、夫の転勤などが挙げられますが、本来退職することに、そうした理由は不要です。

直観的に辞める時期が来た、と考えるようになったときが辞め時ですから、退職手続きを進めていきましょう。

退職の手続きは、まず職場の雇用契約や就業規則を確認します。

多くの場合、1カ月前までに退職の意向を伝えるよう規定されていると思いますので、退職する旨を期限までに上司に伝えます。

相手は師長(課長)で構いません

辞める理由はかならず聞かれると思いますので、無難な理由を伝えたらよいと思います。

上司が理由を聞くのは、その理由であれば、辞めなくてもいいのではないかと説得する材料にするためという意図もあります。

ですから、どのような理由であれ、引き留められることはありえます。

必要なのは、断固として退職する決意です

看護師の転職 退職後、次の職場の見つけ方は

仕事を探すには、ハローワークや、新聞の求人広告、民間の看護紹介サービスを活用する人が多いと思います。

中には友人や知人の紹介もあるでしょう。

人気のある企業看護師などは、いつも求人があるわけではないので、こうした知り合いのツテが有効な場合があります。

いずれにしても、自分に合った職場を見つけるためには、自分の中でどのような条件で働きたいかをしっかり見つめることです。

看護師の求人はたくさんあるとはいえ、満足して働ける職場は決して多くはありません。

給与がよくても、長時間残業が常態化している場合もありますし、人間関係がよくない場合もあるでしょう。

得られる給与の目安、労働時間(日)、通勤時間などをリアルに検討します。

あまりに厳しい設定だと、希望の仕事がなかなか見つからないことになりますから、少し余裕を持たせることも必要です。

もうひとつ、職場をたとえば、病院だけ探すなどという様に限定はしない方がいいでしょう

もし、この診療科で働きたいという明確な理由があるのであれば別ですが、働き方を中心に探すのであれば、診療所やクリニック、訪問看護、美容整形、介護保険施設、障害者施設、保育園、企業、保健師、治験など様々な選択肢が見えてきます。

なじみのない仕事に就くことに抵抗があるかもしれませんが、興味のある領域であれば、インターネットなどを使って少し調べてみることをおすすめします。

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その上で、看護師紹介サイトなどを利用して、実際の条件を確認していくことで、自分の興味や働き方に見合った仕事を見つけられる確率が高まるでしょう。

退職の意志が決まったら、退職するまでに、こうした転職活動を始めていくのがよいでしょう。

退職してからの働き方が定まってくれば、躊躇していた退職を後押ししてくれますよ。

自分にあった職場がよくわからないということであれば、派遣会社に登録して、しばらく単発バイト~数カ月単位で様々な職場を経験するのもよいかもしれません。

短期契約なので辞めることへの抵抗感はありませんし、給与水準も高いと思います。

小さいお子さんがおられると難しいかもしれませんが、私自身は、退職する前に、派遣会社に登録して、訪問入浴や特別養護老人ホームやデイサービスなどで働いてみたことがあります。

病院でしか働いたことがなかったので、実際に働いてみないと、現場の様子は分からないもので、とても参考になりましたよ。

看護師のパート 転職まとめ

パート勤務の看護師が、退職する場合の方法を説明してきました。

自分の都合で忙しい職場を退職することに心苦しい思いもあるかもしれませんが、自身の人生の重大な場面ですから、意を決して退職の意向を伝えましょう。

就業規則に沿って申し出ることで、ルール上なんら問題なく辞めることができます。

もし、それで無理な引き留めに合うようなら、労基署に相談するくらいの意気込みでいきましょう。

次の職場は、自分がどのような働き方をしたいかをできるだけ明確にしていくのが大切です。

そのうえで、病院に限らずさまざまな可能性を検討していきましょう。

あなたの転職が素晴らしいものになることを願っています。

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