クリニック看護師の人間関係は?いじめで辛いなら転職しよう!
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クリニック勤務はスタッフの数も病院に比べ少なく、人間関係が色濃く出る職場といえます。

病院であればスタッフの数も多いため、1人や2人合わない看護師が居たとしても日常的に困ることはなかったことも、クリニックでは避けることが出来ず苦労することがあります。

クリニックならではの人間関係についての悩みを紹介します。

クリニック看護師の人間関係は?いじめで辛いなら転職しよう!

クリニックでの人間関係の悩み

クリニックでは院長をはじめとしたスタッフ数名で運営していますから、個人の影響力が大きいといえます。

人間関係のねじれはいじめや嫌がらせにも発展し、少ないスタッフ、クリニックであるからこその逃れられない問題へとなることでしょう。

クリニックにおける問題をみてみましょう。 

新しいことを拒む

一般にクリニック開業にあたり、院長と親しい看護師を引き抜くような形で採用してる場合が多いといえ、関係性が出来上がっています。

そして、クリニックは最新の情報が入りにくく、古い考えのまま行っている場合もあります。

特に古くからあるクリニックの場合にはスタッフも開院当初からのスタッフであったりと新しいスタッフが入っていくのには環境が十分ではないかもしれません。

何年、何十年も同じようにしてきたことから、知識・技術が更新されてもそれを受け入れられなく、意見の衝突になり正しいことをできないストレスを抱えることになる場合があります。 

距離感が近い

少ない人数での仕事ですから、嫌でも相手の内面が見えてくることでしょう。

そして、毎日同じメンバーでの仕事ですから、コミュニケーションも取ります。

そうすると色んなことを知るようになり、公私混同では?と思うようなプライベートに踏み込んでくる場合もあるかもしれません。

このように同じメンバーでの仕事環境であるため、仕事のみの関わりにとどまらず、必要以上に接近してくる場合があり、うまく対応できれば良いのですが、場合によっては相手の機嫌を損ねて人間関係の拗れに発展してしまうこともあります。

クリニックでの人間関係の悪化は居場所を無くすようなものかもしれません。

あなたが鋼の精神を持っていて何も思わなければ問題ありませんが、普通の人は精神的に居づらくなり続けることは難しいと思います。 

悪口、影口を言う

ただでさえ少ない人数で仕事している仕事仲間のことを言われると、気が滅入ってしまいますし、自分のことも言われているのだろうと考えてしまいますよね。

病院と違い、避けて仕事をすることが難しいのがクリニックですから、ストレスを感じますし、人間不信に陥る可能性もあります。 

気分次第で振り回される

同じスタッフで仕事をしているからといえるでしょうが、仕事であるにも関わらずプライベートでのことから機嫌の良し悪しが漏れ出ていて、そのために機嫌の悪いときには周りに当たったり理不尽であったりと、公私の分別がなくなってしまっているスタッフがいる場合があります。

機嫌で振り回されてはこちらは仕事になりませんし、専門職としてどうなのかと人間性を疑問視してしまいますよね。 

パワハラ

クリニックのように少ないスタッフで働く環境では上下関係が出来上がっていると覆ることはほぼありません。

院長からの心無いパワハラや看護師でも古株の方が上にあたりパワハラまがいの仕打ちを受けることもあるでしょう。

これらを別の角度から見てみると、大きな組織人として問題があって今があるとも取れるかもしれません。

自分のしたいようにする、わがままを通すということが出来てしまうのもクリニックの成せるものかもしれないです。 

人間関係の悩みの対処方法

病院・クリニック大きく変わることはありませんが、まともに受け取っていてはあなたの身が持ちませんので対処法をみてみましょう。 

コミュニケーションを多く取る

クリニックは毎日同じスタッフで運営していますから、人間関係が一番といっても過言ではありません。

そのため十分なコミュニケーションが取れていないと「挨拶もしない」「聞いてこないけどできるのかしら」などマイナスイメージを植え付けかねません。

マイナスイメージがついてしまうとそれを撤回するまでに時間がかかりますから、最初から偏りなくスタッフとコミュニケーションを取り関係性を作っていくことで人間関係を築いていけます。 

反面教師として見る

どこでもキツくあたるスタッフはいるものです。

たとえ理不尽なことであってもそれを反面教師にして学ぶ姿勢でいると受け流すことができます。

真面目な人ほどこの受け流すことが上手くできません。

すべてを自分に受け止めていてはマイナスなことも自分のせいと思い込んでしまうためにうまく行動ができなくなってしまいます。

「こういう人もいるんだ。(反面教師として)何でここまでなれるんだろう。」というくらいの気持ちでいられるようにしましょう。 

一人で抱え込まない

真面目な人ほど自分の中に抱え込んでしまい、周囲に相談することが苦手だったりします。

ギリギリまで耐え抜いてもう無理!となってしまい、精神的に病んでしまったということがありますから、まずは話をできる関係を作りましょう。

家族・友人でも良いですし、転職サイトなどのエージェント、恩師や看護師学校の先生など色んな人が周りにはいると思うので、SOSを出してみましょう。 

辛い場合は転職

クリニックで人間関係の悪化、いじめ・パワハラにあってしまったら原因を考え、改善して頑張ろうという看護師もいるでしょう。

しかしクリニックは異動もありませんし、やり直すということが非常に難しいといえます。

あなた自身が潰される前に環境を変えることが最良と言えると思います。

何よりあなたを求めている場所はたくさんあるのですから、無理してまで固執して働き続ける必要はないといえます。 

まとめ

極端な例かもしれませんが、実際にヒドイところも実在します。

あなたの周りにも苦しんでいる同僚がいませんか?また、あなた自身も苦しんでいませんか?

看護師の世界は狭く、その組織に収まっていると周りがよく見えないことが多くあります。

そのためネットやSNSなどにもアンテナを張って自分の環境や思っていることが他ではどうなのだろうと知ることがあなたを守ることに繋がると思います。

職場はひとつではありませんし、クリニックだから楽なんてこともありません。

あなたに合う職場が必ずなりますから、無理することなく環境を変えることも選択肢に置いてみてください。

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