看護師が転職しやすいポイントは?転職後に成功する方法!
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看護師にとって、転職はありふれたものですよね。

毎年、新人が入って来ては、同じだけ同僚が転職していくといった光景を見ている人も多いのではないでしょうか。

 とはいえ、いざ自分が転職しようとしたときには、やはりいろいろな不安がありますよね。

今回は、看護師が転職しやすいポイントや、転職後に成功するためにやっておくとよいことを解説していきますね。 

看護師が転職しやすいポイントは?転職後に成功する方法!

看護師転職に1番大切なのは、本音の考え

 転職に際して一番大切なのは、自分の本音です。

たとえば、思ってもいないキャリアアップを目指したいとか、ありもしない家族の事情などを転職の理由だとしてしまうと、転職活動を進めていくうえで壁にぶつかってしまいます。

 円満退職をするために、退職理由を無難なもので伝えるのはいいですが、自分自身の本音に蓋をして転職活動に突入する人がいますので注意が必要です。

 あなたの本音は、これからどのように働いていきたいかを決めるために、とても大切なことです。

とはいえ、本音の考えといわれても、普段あまり意識しないとイメージしにくいかもしれません。

これは、自分がどのような働き方をしたいか、あるいはしたくないかを具体的に書き出していくとわかりやすくなります。

 まずは今の職場では働きたくないと思った理由から出発します。

その際はふわっとしたなんとなくの理由で構いません。

なんとなく雰囲気が嫌だとかでOKです。そこから少しずつ理由を深堀りしていきます。

たとえば、人間関係がギスギスしていないところで働きたい、残業はしたくないとか、急性期は合わない、もっと向上心のある職場で働きたいなど、できるだけたくさん理由を挙げていきます。

そうしていくと、自分が理想とする働き方がだんだん浮き上がってくると思います。

この作業を時間のある時に繰り返しやってみてください。だんだんあなたが働きたい職場の基準がはっきりしてきます。自分の本音の基準がわかれば、転職活動が成功する可能性はとても高くなります。 

看護師転職の情報収集をしっかりおこなう

 

次に、転職候補の情報収集をしていきます。

情報収集の方法としては、気になっている施設のホームページをみたり、直接電話してみたり、知り合いがいれば聞くなどの方法があります。

あるいは、都道府県看護協会の無料職業紹介サービスやハローワークを利用することで、求人のある職場をリストアップできます。

 看護師の転職の場合、転職紹介サイトに登録する人も多いと思います。

民間サービスですが、非常にきめ細かな情報を収集しており、コンサルタントが転職の手続きや面接のマナーなども含めて助言をくれますので、大変助かります。

このサービスは、紹介を受ける病院が費用を払い、転職活動をする人は無料で利用できますので、転職するしないにかかわらず、転職に興味のある人は一度登録してみてもよいと思います。

 いずれのサービスを利用するにしても、重要なのは、自分が大切にしている基準です。

同時に、基本的な情報を漏れなく確認しておくことも大切です。

給与や賞与、休日、福利厚生などを額面通りに見るのではなく、書かれていることの意味や、書かれていないことが、実際に働いたときに、どのような影響をおよぼすのかを注意深く確認する必要があります。

たとえば、基本給と手当の割合によっては、賞与の額が大きく異なり、年収に影響しますし。あるいは、週休2日と完全週休2日では、意味するところが大きく異なります。

せっかく新心機一転、職場を変えるのですから、なんとなくではなく、事細かに求人内容を調査していきましょう。

ご自分で調べるのがもっとも確実ですが、転職サイトのコンサルタントをしっかり活用していくのもいいでしょう。

また、実際に見学に行くのは必須だと思います。

病院の雰囲気をしっかり感じて、自分がここで働けるかどうかを評価しましょう。

働いている看護師の表情・会話、病棟の整理整頓具合、患者さんの様子などを観察します。

この際にも、自分の働きたい基準がはっきりしていればしているほど、見るべきところを見ることができます。 

看護師転職では履歴書や面接ではぬかりなく

 ここだと思った候補の施設に面接に行く際には、気合を入れていきましょう。

提出する履歴書は当然修正なしで間違いなく書き上げましょう。面接の際は、一般常識に沿った身だしなみや立ち居振る舞いを心がけましょう。

採用側は、あなたが常識ある人間か、一緒に気持ちよく働けそうかを見ています。

施設によっては、強烈な個性を発揮している個人を採用したいところもあるかもしれませんが、多くの場合、常識的な振る舞いができ、長く働いてくれそうな人を採用したいと思っているでしょう。

 面接や履歴書で、自己アピールする際に、特別なスキルや資格があれば当然強みになりますが、かならずしも、そうしたものがなくても、十分にあなたの魅力や強みをアピールすることは可能です。

 採用側の事情を想像してみてください。

もし、超人気で応募が殺到しているような施設になると話は別ですが、多くの施設では、基本的に看護師は不足しています。

ですから、もし、すごい資格や能力を持っている看護師が応募してきたら、採用側はうれしいのですが、それ以上に、辞めない人に来てもらいたいのです。

辞めない人というのは、職場で良好な人間関係を築くことができる力があり、病院の理念とマッチングしている人です。

自分のスキルや資格のアピールも大切ですが、それ以上に、転職希望の施設と自分の働きたい形とがいかに合っているかをアピールした方が、採用側も安心するでしょう。

看護も転職活動も同じで、相手の気持ちに寄り添うことが大切です。 

まとめ 

 

以上みてきましたように、自分の本音を深く掘り下げ、どんな風に働きたいかをイメージしておくことで、情報収集の深さや面接での印象ががらっと変わります。

ぜひ、あなたのやりたいこと、あなたの本音を大切にし、転職を成功させてください!

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