看護師ブランク20年でも復帰は可能?ブランクも返上する方法!
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看護師として働くのを辞めてから20年。こんな私でも看護師として復帰できるだろうか。

そんな風に不安に思っている人はたくさんいると思います。

でも、せっかくもっている看護師資格を活用しない手はありません。

いま、こうしたこのページへたどり着いたのが、看護師復帰への大きな一歩になります。

あなたがブランクを返上し、看護師として再出発できるように背中を押していきたいと思います!

看護師ブランク20年でも復帰は可能?ブランクも返上する方法!

看護師の復帰は追い風

20年も現場を離れているのに復帰しようなんて人いるのかな、と思う人もいるかもしれませんが、実は、いま看護師の復帰を国を挙げて応援しているのです。

相変わらず看護師は不足していますし、少子化の影響で、新しい看護師もだんだん減ってくるといわれているなかで、看護師免許を持っているけど、看護師として働いていない、「潜在看護師」が注目されているのです。

つまりあなたのような方ですね

その潜在看護師は全国で71万人もいるといわれていて、ぜひ現場に戻ってきてほしいと呼びかけられています。

でも、不安がいっぱいで

戻ってきてほしいと言われてるといっても、そんな気楽に戻れるとも思えないですよね。

知識や技術は忘れてしまったり、昔のものだから役に立たないんじゃないか

体力がもつか心配。昔のようには働けない

人間関係が心配。なじめるだろうか、いじめられないだろうか

こんな風にいろいろなことが気にかかりますよね。

昔と同じことも違うこともある現場

自己紹介が遅れましたが、私は中規模(200床未満)の民間病院で働く9年目の看護師です。

20年前の現場を直接見たことはありませんが、一緒に働く看護師には、若手から看護師歴30年まで様々にいますので、話を聞くことはあります。

そうした限られた経験からですが、20年前と比べて、働く環境は確実によくなっていると言えます。

夜勤回数は確実に労働基準法内で守られますし、残業代も出ます。

医療安全や感染対策の方策もちゃんとされるようになっていますし、看護師数も随分増えてきたので、休み希望も出しやすくなっています。

それでも、やっぱり、病棟は忙しいですし、残業もあるし、辞める看護師も多いですし、昔ほどではないかもしれませんが、後輩いびりもあります。

ただ、そうではない場所もあるというのが、大きく違うところでしょう。

私が所属しているのは、いわゆる急性期病棟ですので、忙しいのですが、別の病棟、たとえば回復期リハビリテーション病棟は、いつも定時に帰っていますし、ゆったりと仕事をしているようにみえます。

それから、看護師の働く場所も随分増えました。

訪問看護ステーションはその大きな変化でしょう。

それから、特別養護老人ホームや老健、デイサービスといった介護福祉施設も20年前と比べて随分増えたのではないでしょうか。

企業内看護師(企業の保健室のようなところ)や治験コーディネーター(薬の開発段階で実際に被験者に薬を投与したり、バイタルを測ったりする人)のような仕事も紹介されるようになっています。

もちろん、クリニックや診療所といった、昔からの働く場所もあります。

復帰への第2歩目はどうするか

いま、このページを見て下さっているあなたは、看護師復帰への第1歩を進み始めているといえます。

つまり、情報を集めるということですね。

では、第2歩目はどうしましょう。

いきなり、職場を探すのはハードルが高いかもしれません。

私は引き続き情報収集でよいと思いますが、今度はインターネットではなくて、直接話を聞きにいくというのが大切だと思います。

実はこの間、働いていない看護師は、都道府県のナースセンターに登録する努力義務があるとする法律が改正されています(2014年6月の医療介護総合確保推進法)。

まずは、このナースセンターに登録するために連絡をするところから始めてもよいのではないでしょうか。

そして、窓口で実際に働けそうな職場があるか相談してみることで、より具体的に検討できると思います。

実は、復職支援の一環で、都道府県看護協会では復職支援セミナーを開催していて、座学で看護知識や技術を復習できるだけでなく、実際に、病院に実習に行くこともできます。

私の職場にも、復職支援の実習でよく来られていますが、決して、学生実習のときのような厳しい実習ではありませんのでご安心を。

まとめ ご自身と、ご家族とよく相談を

実際の現場に近い所に身を置いてみると、感も戻ってきますし、より具体的に考えることができます。

現場を見たうえで、どんな風に働きたいかを自分の中でイメージを膨らませてみましょう。

もし、就業自体が久しぶりなのであれば、生活が変わってくることもありますので、ご家族ともよく話してみることをおすすめします。

紹介してきたように、いまは、病院だけが看護師の働く場所ではありませんので、地域の色々な場所で看護師として活躍されることを祈念しています。

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