看護師辞めたい!なんとなくも理由になる体験談!
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看護師を辞めたいと感じた、考えたことがある看護師は多いと思います。

看護師を目指す人は、まじめな人が多いですから、「辞めるからにはしっかりとした理由が必要だ!」と思っている場合が、ほとんどだと思います。

しかし、看護師を辞めたい理由が必ずしも明確でなく、日々感じる違和感からなんとなく続けられないなと、感じて辞めることを考えるようになる場合もあります。

そのような看護師に焦点を当ててみたいと思います。

看護師辞めたい!なんとなく辞めたい理由になる体験談!

看護師を辞めたい?

一般の人から見れば看護師は給料も良いのに何で辞めたいの?と思うかもしれませんが、看護師の仕事は実際に働いてみなければ、理解できないことが多くあります。

看護師を辞めたいと思うことは問題ではありませんし、さまざまな機関でアンケートも実施され、辞めたい理由も出ています。 

辞めたい理由

・人間関係・ストレス問題

・労働問題(夜勤やサービス残業)

・給与問題(仕事量に対して少ない)

・仕事量が多い

・休みが取りにくい

・責任が重い

・キャリアアップしにくい

・体調を崩した

・結婚・妊娠など家庭の理由

などが代表的な辞めたい理由としてあげられます。

看護師みんなが初めからこのように感じるわけではありません。

はじめはちょっと違うな、なんとなく合わないなど、といったものからだんだんと明確になった結果が、これらの理由といえます。 

なんとなく辞めたい?

「なんとなく」とは辞書では「はっきりとした理由や目的がないさま」となっています。

しかし、「なんとなく」という表現は多くのことを含んでいると考えられ、辞めたいという感情に結び付けると、理由はひとつではないということがその状態から分かると思います。何か明確に理由・根拠があれば「これが原因です!」と言えることでしょう。

それができないのにはそこまではっきりはしないけれど、さまざまな要因が絡まって「なんとなく」という表現になっているということです。 

看護師の感じるなんとなくとは?

なんとなく辞めたいと思うことを細かく見てみます。そうするとぼんやりとしていたものがはっきりとしてくると思います。 

理想と現実のギャップ

学生時代には自分のしたい看護を対象患者と関わりながら行うことができました。

しかし、実際に働いてからは学生の時のように患者と関わることは難しく現実的ではありません。看護師として業務を行うことを求められ、莫大な業務量に追われ忙しく動き回っているというのが実態です。

そうするとどうでしょう?新人時代や転職初期は考える余裕もないかもしれませんが、自分の中に消化しきれないものがうまれてくる場合があります。自分が行いたかった看護とは違う。

そう感じるようになると、「なんとなく」違うなと思うようになります。

この場合は自分の思い描く看護とのギャップに悩む結果から、現職では行いたい看護が出来ない状況が見られます。

それでも続ける人もいるでしょうが、自分に合う場所を求めて転職を決心する人もいることでしょう。 

休まらない

看護師として働きだして感じる中に、勤務時間外も完全には気が休まらないということもあるかもしれません。

自分が24時間患者を看るわけではありませんが、日勤であれが夜間の情報収集を朝行って当日の計画を確認したり、夜勤者への申し送り事項にモレがないかチェックしたり。

夜勤者であれば、日中の問題がなかったか、夜間人数が少ない中で安全に夜間帯を看ることができるかの問題点はないか確認したり、日勤者への申し送り事項のモレがないかとそれぞれの勤務で業務がたくさんあります。

また、勤務を終えてもモレがなかったか気になったり、もしくは、確認の連絡が来るのではないか、といった不安が常にあるといえますから、気持ち的に完全には休まらない日々が続きます。

また、学生時代とは異なり、受け持ちが一人ではなく、複数であることがほとんどですから、一度にいくつもの業務を抱えながら、勤務するということにもストレスを抱えやすいと言えます。 

人間関係、ストレス

看護師として働く上で避けて通れない問題が、人間関係の問題です。この問題ははっきりしていそうですが、意外に見えない問題も多くあると言えます。

一般的に言えるものは、

「指導が厳しくついていけない」

「何をしても粗探しをされ、否定される」

「気分で態度を変えられたり、無視されたりする」

「陰口を言われる」というものですが、

それらがはっきりではないにしても表面化しにくい形で行われている場合があります。

その場合も「なんとなく」他の人と対応が違うなと感じたり、特別厳しくされるわけではないが自分には言われるといった形で、指導と言えばそうかもしれないが、いじめとも取れなくもないというグレーな場合もあります。

つまり、あなたが感じていることは基本的に間違っていないということです。

ですから、自分の感覚を信じて「なんとなく」感じることを細かく見ていくとそこにはっきりとしたものが見えてくると思います。 

まとめ

少しぼんやりとした内容になってしまいましたが、「なんとなく」感じていることは自分の感覚が警告していると捉えて、素直に受け止めてみてください。

はじめは「なんとなく」でも、分析していくと自分が納得する形で答えが見えてくるので、他者の意見はアドバイスと思って参考にはするけども、最終的には自分の感覚を信じて進んでください。

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