看護師を辞めたい理由は、
人間関係
業務の大変さ
責任が重すぎて疲れる
という3つ
どこの会社や学校でもそうかもしれませんが、人間関係の問題ってとっても多く感じませんか?
仕事をしていると、どうしても苦手な人とも関わらないといけないことが辛く感じる時もありますよね。
今回は、この3つの理由についてをお話し解決の糸口が見えるようにサポートしていきます。
看護師を辞めたい理由は?人間関係に疲れたナースを救う方法とは?
看護師が辞めたくなる3つの理由
看護師が辞めたくなる理由には、様々あるかと思いますが、多いのはこれから紹介する3つです。
人間関係に疲れた
いじめと言って差し支えないレベルの暴言や侮辱、新人いびりだけでなく、中途採用者や気に入らない者への冷たい対応など、常識的に考えてありえない言動を繰り返す同僚が一人でもいるだけで、疲れてしまいますよね。
ましてやその刃が自分に向けられたとしたら、耐えられません。
業務量が多すぎて疲れた
上記のような同僚を生み出す原因のひとつは、この多すぎる業務量です。
1日中、あるいは一晩中走り回っても終わらない業務。
情報収集のために1時間以上前から出社して、終業時間後にようやく、記録を書き始めるような働き方では、心身はむしばまれる一方です。
おまけに、そうした長時間労働にはしばしば残業代さえつきません。
責任が重すぎて疲れた
人間関係も悪く、業務量も多い看護師の職場ですが、ミスは許されません。
相手は患者ですから、自分の観察不足や、処置のミスは、最悪命に関わります。
それは急性期病院だけの話ではなく、慢性期の病院でも夜勤が一人だったり、誰もフォローしてくれなかったりということはよくあることです。
こうした責任の重さに疲れ果てる人は少なくありません。
こうしてみると、3つの理由は、関連しあっているのがわかります。
よく看護師の仕事は「女の職場」だから、陰険ないじめがあったりするものだと言われますが、かならずしも、それだけが理由なのではなく、看護師の働かせ方が、そもそも構造的に過重な労働になっているのです。
疲れると、人に当たりたくなりますものね。
単純な話ではありませんが、もし、看護師の人数が、今の倍いれば、そして、給与もいまよりずっと高ければ、最初に挙げた辞めたくなる理由の多くはなくなるか、少なくとも大幅に軽減されると思います。
このような「難しい話」にあえて触れたのは、自分を責めて辞めていく看護師があまりに多いと感じるからです。
しかし、看護師が辞めざるを得ないのは、当人のせいではなく、国や病院の環境整備が不十分であることによって、起こっている場合が多いということを理解しておいてほしいのです。
つらい人間関係から救われる方法
こうした現状があることを理解したうえで、現実に向き合っていきましょう。
特に、つらい人間関係から救われることが重要です。
休息やリフレッシュをできるだけしっかりとってください。
ありきたりですが、十分な睡眠や、適度な運動、健康的な食事や趣味は、弱ったあなたを癒してくれるでしょう。
私の場合は、同僚だけではなく、地元(看護師ではない)の友達とランチに行ったり、1人で岩盤浴にいくという自分の時間を充実させるようにしていました。
美味しいものを食べたり、美味しいお酒を飲んだりすることもいいでしょう。
それでも解決できない場合は、第三者に相談することもおすすめします。
あなたの職場には、メンタルヘルスの不調や過重労働について相談する窓口はありますでしょうか。
もしなかったとしても、外部のホットラインは用意されていると思います。
そうした窓口は、専門家が相談にのってくれますので、一度利用してみるとよいと思います。
もしかすると、人間関係の悩みに何か有効なアドバイスをくれるかもしれませんし、少なくとも、中立な立場で話を聞いてもらうというのは、あなたのこころの健康にとって悪くないことだと思います。
看護師を辞めたい理由は?人間関係に疲れたナースを救う方法とは?まとめ
あなたが退職に向けてやるべきことは、心身の健康を維持することと、自分の適性をみつめることです。
最初の就職はなんとなくだったかもしれませんが、2回目以降は、しっかりと自分の得意・不得意を理解し、どんな風に働きたいのかをイメージしていきましょう。
そうすれば、かならずあなたが求める仕事が見つかりますし、つらい人間関係から救われることでしょう。
風通しのよい職場で、あなたのスキルがしっかりと発揮されることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。