看護師を即日退職したい!明日からやめたいけど辞められない時は?
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いまの職場がつらすぎる。

すぐにでも退職したい!

そう思っても、今日で退職するなんてできるんだろうか。

そのように思うひともいるかと思います。

看護師を即日退職可能か調べてみました。

看護師を即日退職したい!明日からやめたいけど辞められない時は?

看護師が仕事を辞めたくなる理由

待遇がよいと言われている看護師ですが、労働環境は決してよいとはいえません

看護師の仕事が、患者の命を救う尊い仕事であることは変わりません。

でも、給料が少ない、人間関係が悪い、残業が多い、夜勤が過酷など様々な理由で辞めたい人は後を絶ちません。

特に人間関係においては、パワハラまがいの上司や、後輩に仕事を押し付けてくる先輩の存在など、ストレスにしかならない同僚と長い時間を過ごさなければいけないつらさは、切実なものです。

性的な人手不足と閉鎖的な環境、高齢化の波により、看護の現場は過酷になっています。

昔よりマシよというベテラン看護師もいますが、医療は高度化し、患者の要求レベルも高くなり、コンプライアンスを守るために、膨大な事務作業をこなさなければならない今の時代の現場も、十分すぎるほど過酷です。

期待して入職した職場が、こんなはずじゃなかった、すぐにでも辞めたいと思うことは決して他人事ではありません。

看護師が病院などの職場を即日退職の可能性

では、辞めたいと思ったその日に退職することは、可能でしょうか。

答えとしては、できないわけではないが、かなり厳しい、ということになります。

たとえば、あなた自身が、重大な過失を業務中にしてしまった場合、それは即日退職になる可能性があります。

それは、むしろあなたが看護師としての資質を疑われ、解雇されるようなものですので、現実的ではありません。

もう一つ、即日ではないけど、実質的に即日退職に近い形態があります。

民法上は、退職の14日前までに、退職の意向を伝えることで、退職は可能とされていますし、就業規則や雇用契約書では、一般に1カ月前までに、退職の意向を伝えることが明記されていることが多いと思います。

このことから、退職届を提出した日から年休取得をするという方法があります。

年休がたくさん残っているならば、退職までの30日間を年休消化に当てることができれば、実質退職できたような状況になります。

職場の人と会いたくなければ、すべて郵送で手続きをしていくのです。

ただ、これは、最終手段に近い方法です。

業務の引継ぎもありますし、人員補充の猶予などを配慮してあげる心の余裕があなたに残っていれば、できるだけ早めに伝え、必要な引継ぎをしてから退職するのが望ましいでしょう。

スムーズに退職する方法

法的な退職手続きは、シンプルです。

決められた期限までに退職の意向を伝えれるだけだからです。

では、なぜ多くの看護師が退職に悩み、苦労しているのでしょう。

それは、上司に強く慰留されることが多いからでしょう。

慰留というのは、貴重な人材が去らないように説得を受けることですが、看護業界の場合は、慢性的な人手不足も絡まって、パワハラまがいの引き留めが行われることが多いです。

長時間拘束されて説得される

「甘えている」と叱られる

「今後のあなたのためにならない」と諭される

「他の人のことを考えて」と他の同僚への負担増大を持ち出してハードルを上げられる

「勝手過ぎる」と怒ってくる

「泣きたいのはこっちよ」と本当に泣き出す

など、退職にまつわる上司とのやりとりにはエピソードがことかきません。

まさに看護は女優業と言われる通り、看護部長の泣き落としには鬼気迫るものがあります。

また、退職を了承したうえで、退職する日を先延ばしする交渉が始まることもあります。

それが3か月後なのか、半年後なのか色々ですが、妥協すれば、ずるずると延びていくことでしょう。

これらの引き留めは、あくまでもあなたを感情的に縛り、退職の意志をそぐことが狙いですから、引きずられないようにしましょう。

大切なことは、ルールを知ることです。

法律や就業規則に則って、粛々と退職手続きを進めていけば、あなたの退職を止めることはできません。もし、それを強圧的に止めようとされたならば、それこそ労基署に訴えるべき案件です。

ですから、上司は、あなたの感情に訴えて、退職をとどめようとするしか手段がないわけです。

このことをよく理解しておけば、あなた自身が余計な感情に振り回されず、淡々と退職を進めることができるでしょう。

看護師退職まとめ

ここまで見てきたように、即日退職するのは、現実的にはハードルが高いことがわかりました。

ただ、年休消化などを活用すれば無理ではありませんので、本当にきつい場合は、検討の余地があります。

現実的には、1カ月前など就業規則に則って、退職届を提出し、数々の引き留めを受け流しながら、淡々と退職手続きを進めていくというのがよいようです。

正しい知識を身につけて、あなたの希望日に退職していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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