新人看護師が辞めたい時期!辛い状況から脱出する方法!
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看護師がつらいと感じ、辞めたいと思ったことは看護師であれば経験したことがあるでしょう。

特に新人看護師は経験を積むことで、その段階に応じた葛藤から辞めたいと感じますよね。

その時期を分析して、辛さを脱出する糧にしてもらえたらと願います。

新人看護師が辞めたい時期!辛い状況から脱出する方法!

新人看護師が辞めたい時期

新人看護師は緊張とストレスに日々戦いながら、仕事をしていると思います。

同時に辞めたいと思うこともしばしばでしょう。

実際に新人看護師の離職率も7.6%と一定数ありますから、あなただけが辞めたいわけではないことは統計でもわかります。

常に辞めたいと思うことでしょうが、大きく分けると3つの時期になるのではないでしょうか。

 

入職して3ケ月目

一般的にも言われている「5月病」ですが、看護師も就職して1ヶ月ほど過ぎるゴールデンウイーク明けは体調を崩してしまったり、仕事にいきたくないと思って退職を考えたり、また研修期間を終えて現場で実際の臨床に出ることで実習とのギャップに思い悩むといったこともあります。

 

膨大な業務量に患者対応、急変や入院対応といつ何をしているのか分からず仕事が手につかない状況で時間だけが過ぎていき、プリセプターや先輩看護師、医師やコメディカルに指導を受けても頭に入ってこない日々に辞めたいと思ってしまうのが多いようです。

 

入職して半年経過

半年ほど経験してくると、病院や病棟の仕組みや人間関係が見えてきます。

看護師の辞めたい理由の上位にあたる「人間関係問題」は新人看護師をとても苦しめられる要因となり、陰口を言われる・聞くといったもの、優しく接してくれていた看護師からの陰口に人間不信になってしまったりする場合があります。

またこのころを期に夜勤勤務が始まってきたりと業務量がほぼ先輩看護師と同じようになってきます。

 

それにより、業務を捌くことができなくて残業続きになってしまったり、自分は仕事が出来ないと感じてしまったり、夜勤で人が少ない中の勤務のプレッシャーに襲われたりと責任がのしかかってくることに耐え切れず辞めたいと考える看護師が多い時期と言えます。

 

入職して1年を機に

仕事が辛くても1年は頑張ろうと考えている新人看護師も多いようです。

転職するにもあまりに短い勤務期間ではよくないのではないかといった心配や奨学金機関の区切りを目標に退職を決める看護師も多くいます。

年度末にあたる時期は退職者も多くいるために、比較的辞めやすい時期であり、新人看護師としても退職を言い出しやすい時期ではあると考えるようです。

 

辛さを脱出する方法

実際に辞めたいとまで感じる前にできることはないのか、まだ頑張りたいと思っている新人看護師と、今の職場は辞めようと考えている新人看護師どちらにも使える方法をまとめてみます。

 

共通する認識

自分が目指す看護師像をはっきりさせることが今後も看護師をしていく上で必要となります。

辞めたいと思う状況だけでなく、どうしたいかを考える場面は人生において何回も訪れることでしょう。

自分の核となる部分を自覚している人は強く、辞める時にも明確な意思・目的をもって行動できるので、そのトレーニングはしておくに越したことはありません。

 

休日はしっかり休む

新人のうちは休みに勉強をしようと、仕事も休日も分け隔てなくしてしまいがちですが、しっかりと休息を取ることは長期間働き続けることを考えたら必要不可欠なのです。

 

短期的にみれば、休日返上で勉強や復習・予習をしていくことで、早く仕事を覚えたり、任せてもらえるようになるかもしれませんが、結局は長続きしないのでこの方法を続けるのは間違いと言わざるを得ません。

 

どう休んだらいいのか分からない人もいるでしょうが、自分の趣味を楽しんだり、外出や食事・お酒などとにかくオフを楽しめることを見つけるとオフの日の楽しみがやる気を出してくれます。

 

このようにしっかり休日は心身ともに休息をすることで、仕事への英気を養ってまた仕事も頑張ろうとモチベーションを維持することが出来るのです。

 

成果を残し続けている人はオンとオフの切り替えがしっかりとできており、自信に満ち溢れていると思います。

あなたもそのようになれたらと思いませんか。

 

話しをできる人を作る

人間関係に悩むことはたくさんあると思います。

その時に困るのは話し相手がいないことです。

プリセプターや職場で信頼出来て、本音で話すことが出来る相手がいれば申し分ないのですが、現実には難しいところもあるでしょう。

信頼できても、どうしても全てを話すことは難しかったりすることが多いと思います。

そうした時に家族や友人という付き合いも長くて信頼できる人に話して吐き出すことができるのはすごく心強いことです。

 

またそうした知り合いではなくても、転職サイトのエージェントなど、仕事で悩んでいること話して客観的に意見をもらうことも自分を見つめ直す機会になりよいと思います。

 

異動や転職する

配属先が辛いようなら、部署異動という方法もひとつの方法。

部署が違うだけで全く別のところのように変わって働きやすくなる場合もあります。

しかし、異動前の部署のスタッフなどと接する機会はありますから、精神的に苦痛が続く場合があるので注意が必要です。

転職することは最終手段と思いますが、自分を偽って無理して働き続ける必要はないと思います。

転職するか分からなくても転職サイトに登録して情報を見ていたり、エージェントと話をしてみるのも気分転換になりますし、自分の希望する職場が見つかる場合もあります。転職することで環境を一新できますから、一からやり直すことが可能です。

一からになるため、転職に踏み切ることは容易ではありませんが、リセットして心機一転頑張るというモチベーションが持てるので良い方法であるともいえます。

 

まとめ

新人看護師のみなさんであればあるあると思います。緊張やストレスからなかなか自分の時間を作れない看護師が多いように思います。しっかり自分も労りながらでないと、

良い看護ができませんから、今回紹介した内容がみなさんの役に立てばと思います。

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